親知らず(おやしらず)とは、大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯であり、第三大臼歯が正式な名称で、智歯(ちし)とも呼ばれています。親知らずは中切歯(最前方の前歯)から数えて8番目にあり、永久歯(大人の歯)の中で最後に発育します(目安:10代後半から20代前半)。
親知らずは、覆いかぶさっている歯茎を突き破って生えてきます。歯茎が親知らずに押されて突き破られる際に痛みが生じるのです。また、親知らずが生える際に隣の歯や神経など周辺の組織を圧迫します。そのため痛みや違和感を伴うでしょう。
〒275-0026 千葉県習志野市谷津7丁目7-1 Loharu津田沼1F
親知らず(おやしらず)とは、大臼歯(大人の奥歯)の中で最も後ろに位置する歯であり、第三大臼歯が正式な名称で、智歯(ちし)とも呼ばれています。親知らずは中切歯(最前方の前歯)から数えて8番目にあり、永久歯(大人の歯)の中で最後に発育します(目安:10代後半から20代前半)。
親知らずは、覆いかぶさっている歯茎を突き破って生えてきます。歯茎が親知らずに押されて突き破られる際に痛みが生じるのです。また、親知らずが生える際に隣の歯や神経など周辺の組織を圧迫します。そのため痛みや違和感を伴うでしょう。
スペースが少ないと、親知らずがそれ以外の歯を圧迫してしまい、歯並びにも影響を与えることになると考えられています。親知らずが生えるのは、17歳から25歳くらいの間が多く、その頃から歯並びが乱れ始めた場合には親知らずが歯並びに影響を与えているかもしれません。親知らずは大きな歯で、奥歯のもっとも奥に生えてきます。前歯から8番目の歯を親知らずと言いますが、あごの小さい人などでは生えないこともあります。しかし、あごが小さく狭いスペースにも関わらず生えてきてしまうと、その前側にある元の歯を圧迫してしまい、徐々に前に押し出していきます。親知らずは、上下左右に1本ずつ、計4本は生える可能性がありますが、一部の親知らずだけ生えることもあります。一部の親知らずだけ生えることで歯並びが悪くなると、かみ合わせも悪くなり、咀嚼も上手くできなくなるでしょう。そうなると親知らずのない方で噛むことが多くなって、あごの左右のバランスが悪くなるリスクもあるようです。
*補足 - 親知らずの痛み
『周囲の歯茎が炎症を起こしている』『親知らずが虫歯になっている』『親知らずが隣の歯を圧迫している』『歯茎や頬粘膜(きょうねんまく)を傷つけている』、などの理由が挙げられます。奥歯が痛いなどの自覚症状がある際には、一度歯科医院にご相談ください。
津田沼カナデル歯科の院長は口腔外科を専門にし長く大学病院等で親知らずの抜歯をはじめ多くの外科処置を経験し口腔外科専門医および口腔外科認定医を取得しております。
津田沼カナデル歯科の親知らず抜歯は、親知らずをただ抜くだけではなく、出来るだけ痛みが少なく、腫れにくいように丁寧に歯を抜くことを心掛けております。
口腔外科専門医について
(公社)日本口腔外科学会の専門医制度は口腔外科学に関する専門的知識と豊富な口腔外科診療経験を兼ね備え、患者さんから信頼される「口腔外科専門医」認定しています。
・口腔外科専門医の取得のためには、6年以上の学会認定研修施設に所属し、口腔外科に関わる診療と学術活動に従事し一定以上の実績を有することが条件となります。
・口腔外科専門医の資格は、①申請書類審査、②筆記試験・口頭試問、③手術実地審査の3段階を経て認定されます。特に、手術実地審査は、試験官が申請者の口腔外科手術を実際に見学し、その手術能力を判定します。
*専門医の資格は5年ごとに更新する義務があり、期間内に一定の研修実績を上げることが必須となっています。口腔外科専門医は、資格取得後も継続的に学識を高め、診療技能の向上に励むことが求められます。
日本口腔外科学会HPの「あなたの街の口腔外科専門医」
口腔外科認定医について
口腔外科認定医とは、口腔外科専門医の資格を目指す若手口腔外科医にとって、専門医取得に至る研修実績の中間目標として設定された資格です。
口腔外科認定医の取得には、2年以上の研修期間において、基本的な口腔外科診療の経験実績と学術的研修実績が求められ、その資格は、申請書類審査と筆記試験により認定されます。
専門医の標榜や広告について
「医師や歯科医師の専門性に関する資格(専門医)」の広告は、医療法により規制されています。また、広告の方法も、医療広告ガイドラインや医療機関ホームページガイドラインによって、適正に行われるよう指導されています。口腔外科学会認定の「口腔外科専門医」の広告は、平成15年11月から認められております。
津田沼カナデル歯科院長も日本口腔外科学会HPの「あなたの街の口腔外科専門医」として、紹介されていますので、何かお困りの際には是非当院へご連絡ください。なお、一般歯科診療施設が標榜する診療科の名称として、「歯科口腔外科」が認められていますが、必ずしも口腔外科専門医や認定医が担当している訳ではありません。
公益社団法人日本口腔外科学会HP 口腔外科相談室 専門医説明および参照、一部改変
麻酔後に必要に応じて歯肉切開、骨削除、歯を分割し抜歯します。抜歯後の状態により止血剤填入、縫合を行ないます。
難易度 | 治療時間 | 治療費用 | |
---|---|---|---|
まっすぐに生えている場合 | ☆ | 10分程度 | 2,000円程度 親知らずがまっすぐに生えていて、時間がかからない抜歯であれば2,000円程度です。 |
横向きに生えている場合 | ☆☆ | 20分程度 | 3,000円程度 横向きの親知らずで頭の部分が出ている場合は3,000円程度です。横向きの親知らずを抜歯する際は、歯茎を切開し、歯を割り、頭と根の部分を分けて抜歯します。 |
埋まっている場合 | ☆☆☆☆☆ | 30分以上 親知らずを覆っている歯茎や骨を取り除き、歯を何個かに砕いて抜歯します。30分以上かかることがあります。 |
4,000円程度 歯茎の中の方に潜っている親知らずの抜歯は4,000円程度です。 |
*『親知らずが虫歯になっている時や腫れや痛みを繰り返しているケース』『一部出ていてその大半は埋まっているケース』は抜歯をおすすめします。しかし、『上下のかみ合わせがあっていて、まっすぐ生えているケース』などは、必ずしも抜歯をする必要がない場合があります。
親知らずの抜歯は、生え方にもよりますが難しい抜歯である可能性が他の歯より高く、レントゲンにて神経が近い場合等はCT撮影できる環境を整えている歯科医院が望ましいでしょう。
なお、口腔外科を専門として経験を積んだ口腔外科専門医や認定医、または、多く経験を積んでいる歯科医師、病院の口腔外科をおすすめします。